Q トイレのタンクにペットボトルやビンを入れて節水をしても大丈夫ですか?

A タンクの中には何も入れないでください。
タンクの容量は、便器に応じて必要な水量として設計されています。この水量が足りないと、便器の洗浄が十分できなかったり、便器や排水管内で汚物が詰まり、汚水があふれて家財などをぬらす財産損害発生のおそれがあります。
また、タンク内の機器と接触したり、動作に干渉し、水漏れ・止水不良などを起こす原因になることも考えられます。

Q 使用中の音が外に聞こえるのではないかと気になります。トイレの音消しアイテムなどはありますか?

A 使用中の音を消すためにメロディーや洗浄音に似せた擬音を流す機器があります。

Q 現在使っている便器が小さくて窮屈に感じるので、もっと大きな便器はないでしょうか?

A 便器には大形(エロンゲートサイズ)と標準(レギュラーサイズ)の二種類があります。

今、お使いの便器が標準(レギュラーサイズ)でしたら、大形(エロンゲートサイズ)の便器にお取替え頂くことをおすすめします。

Q タンクに手洗器が付いた便器の長所と短所を教えてください。

A 長所は、タンクに溜める水で手が洗え、水を有効に使える点です。短所はその位置がトイレ奥にあり、お年寄りや小さなお子さんがやや使いにくい点です。

Q 便器の選ぶポイント教えてください。

A 便器には色々な種類があります。便器形状・洗浄方式・洗浄水量やご予算などによりお選びください。便器の種類として組合せ便器・温水洗浄便座一体形便器・キャビネット便器などがあります。
最近では、先進的なローシルエット便器が人気になっています。

Q 便器の洗浄方式にはどのようなものがありますか?

A 便器ボウル面の溜水面(水たまり面)の大きい順にサイホン、洗落とし等があります。サイホンはサイホン作用で汚物を吸い込むように排出します。
洗落とし式は、水の落差による流水作用で汚物を押し流します。
最近では、メーカーによってはターントラップ方式という洗浄方式があります。

Q トイレに井戸水は大丈夫でしょうか?

A 温水洗浄便座はデリケートな部分を洗浄する機器であり、良質な水が不可欠であることと、機器の安全動作のためにも、配管経路・ノズルの異物付着等を防ぐ必要もあり、水道水のご使用をおすすめしています。お求めの際には、メーカーにご確認ください。なお、井戸水をご使用される場合は、飲料に適した水であることをご確認の上でご使用ください。また、保健所等による定期的水質検査をおすすめします。特に冬場など渇水期には砂の混入が多くなりますので、ときどきフィルターの清掃をするなど、機器の異物詰まりには十分なご注意が必要となります。

Q 従来の便器から6L以下の節水形便器に取り換えると、どれくらいの節水効果がありますか?また、水道代はどれくらい節約できますか?

A 従来の一般的な大便器が13L/回の場合、
節水効果は約60%です。
年間で約12,000円の節約になります。

Q 水の流れる量は増やすこと可能でしょうか?

A タンク内で設定が可能です。上限はメーカーによって異なりますのでお問い合わせください。

Q 最新の便器で一回に流す水の量は何Lくらいでしょうか?

A 20年前までは13Lくらいが主流でしたが最近のトイレは大5L、小4Lくらいの水の量です。